町内会の活性化
三沢市主催の町内会活動活性化セミナーが2月23日、三沢市公会堂で開催されました。
「世帯加入率100%!住民が創る持続可能な地域づくりと担い手育成」
をテーマにNPO法人きらりよしじまネットワークの髙橋由和事務局長による講演を聞き、地域の未来と次世代の地域を担う人づくりについて考えました。きらりよしじまネットワークは、山形県川西町吉島地区の全世帯が加入するまちづくりNPO法人で
①地域づくりにも経営の視点と知識が必要となってくる
②明確な地域づくりのビジョンを持って住民参加のかたちをつくる
③多様な資金獲得が可能となる
④行政と対等の協働を実践することができる
との考えから任意団体ではなくNPO法人を設立して活動を始めたそうです。
そのマネジメントや合意形成のシステム、人づくり、資金づくりなど学び、気づきの多い、大変貴重な話しを聞くことができました。また、会場では、三沢高校の女子生徒2名がグラフィック・レコーディングに初挑戦、その見事な出来栄えに感動しました。
防災や防犯、環境、福祉など様々な分野で重要な役割を果たし地域コミュニティの核となる町内会ですが、三沢市では加入者も年々減少傾向にあり、また高齢化も進むなど、それぞれの町内会で課題を抱えている状況にあると感じています。まちづくりのビジョンをしっかりと示して、その中で町内会の果たすべき役割を共通の認識として、今後の町内会の在り方を早急に考え、対応していく必要があります。
2018年2月23日